| 虫歯なんて大嫌い!もちろん、好きな人なんていないでしょうね。虫歯って痛い(あたりまえ?)し、歯医者さんに行ったら聞こえてくるキィ〜ンっていういかにも痛そうな音を想像しても、痛さや虫歯嫌いを増加させているような気さえしますよね。虫歯ができなきゃいいのよ!ってことで、調べてみました。 |
なぜ虫歯ができてしまうのか? |
歯は大まかにいうと、『エナメル質』と、血管や神経を包んでいる『象牙(ぞうげ)質』の二つからできています。そして、歯の表面を作る『エナメル質』は、新陳代謝(定期的に、古い細胞が新しい細胞とかわること)がない組織なのです。もちろん、微生物 であふれた口の中にあるため、放っておくと微生物が頑固な汚れのようになってこびりつくのは予想できますよね。この汚れに見えるものはバイオフィルムと呼ばれる微生物の構造体で、一般にプラーク(1gに10の11乗個という大量の細菌が!)とよばれます。菌といっても、もちろん健康に保つ上で必要な存在のものもあります。虫歯というのは、ある種の細菌の群れが歯の表面につくるバイオフィルムによって引き起こされるのです。また、歯と歯茎の隙間に、特殊な細菌群がつくるバイオフィルムは、歯茎の炎症を起こします。つまり、虫歯も歯周病も、このバイオフィルムがこびりつくことで起こる感染症なのです。 |
虫歯の発症には、このプラークのなかでも特に ミュータンス菌という細菌が作るプラークが大きく関わっています。 |
| とはいっても、ミュータンス菌はだれの口にでもいるわけではありません。乳歯が生え始める時期に、口にミュータンス菌をたくさんもつ親に育てられると、子供の口の中にもミュータンス菌がすみつくようになるそうです。プラークとミュータンス菌をきちんとコントロールする虫歯治療を行えば、虫歯を作らないことも可能なのです。 |
| そして、プラーク中には100種類を超える細菌が存在し、そのうち10数種類の細菌が、歯周病の発症に関係する歯周病原菌であることが明らかになってきました。 |